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小さい時から不思議なこと神秘的なことに関心があった。

5歳くらいの時、幼稚園の延長預かりで

いつもお迎えが最後の一人になってポツンとしていた。

当時は小さい子が一人で楽しめる手軽なゲームや娯楽もなく

夕暮れの景色や滑り台に寝そべりただ空を見ていた。

西の空に沈む大きな夕陽を見ながら

「あの太陽の向こうに私たちは還っていくんだな」となぜか思った。

小さい頃の記憶。

中学生の時は星空を見るのが好きで土曜日は深夜までただ星を眺めていた。

その後、この強烈な現実社会のパワーゲームの中で

星も見なくなってしまった。神秘的なことには相変わらず興味を持っていたけれど。

夕陽の向こうかどうか分からないけれど

来たところに還る旅路にいるんじゃないかと思い始めている。

還る旅路が人生で、今そこを行っているのではと。

The 昭和な時代はほんとに個を抑圧し周りに合わせるのが求められたしんどい時代だった。

エビデンスや根拠、形あるもの測れるものが信頼された。

その時はそれが当たり前でおかしいとも思わなかった。

不思議なこと、神秘的なことは怪しいで片付けられてきた。

これからどうなるのかな。

世界が

大転換の時を迎えているような感じがする。